高齢者の健康をサポート!
シニアも熱中する
注目の「e-スポーツ」
「e-スポーツ」と聞けば、若者がハマっているコンピューターゲームと、想像する方も多いはずです。
いえいえ、時代は常に進化しているのです。今や高齢者がe-スポーツに挑戦する時代です。
シニアも熱中するe-スポーツとはどんなものか、『UDe-スポーツ協会』の池田竜太代表理事にお話を聞きました。
UDe-スポーツ協会 代表理事
池田 竜太さん
熊本eスポーツ協会公認指導員
理学療法士
高齢者の健康をサポート!
シニアも熱中する
注目の「e-スポーツ」
「e-スポーツ」と聞けば、若者がハマっているコンピューターゲームと、想像する方も多いはずです。いえいえ、時代は常に進化しているのです。今や高齢者がe-スポーツに挑戦する時代です。シニアも熱中するe-スポーツとはどんなものか、『UDe-スポーツ協会』の池田竜太代表理事にお話を聞きました。
UDe-スポーツ協会 代表理事
池田 竜太さん
熊本eスポーツ協会公認指導員
理学療法士
簡単な操作で高齢者も挑戦!
オンラインで幅広い交流を
『UDe-スポーツ』とは、「ユニバーサルデザイン・エレクトロニック・スポーツ」の略で、年齢、障害に関わらず誰でもコンピューターゲームに参加できるゲームです。一般的なコンピューターゲームと言えば、高度な技術や反射神経を必要とするものが多いですが、UDe-スポーツは、高齢者や障害を持った人でも気軽に参加できるよう、専用のゲームソフトを開発して普及しています。
昨今のコロナ禍において、感染予防のために人と人の距離をとる生活が続いています。特に高齢者や障がい者施設では、家族との面談ができなくなったり、外出の機会が減ったりして、コミュニケーションが取りづらくなり寂しい思いをされている方が多いと思います。UDe-スポーツはそんな高齢者施設などで、気軽に始められるよう開発したゲームで、楽しみながら脳や視覚に刺激を与え、さらに達成感も味わうことができるよう工夫されています。またオンラインで施設外の方と対戦することもでき、新たなコミュニティツールとして期待されています。
すぐに慣れて積極的に参加されるようになった
脳の血流が良くなり、注意力が向上!
高齢者の介護予防にも
ゲームを行うには、テレビとパソコンがある環境で専用のボタン型のスイッチを用意していただければ、直ぐに始められます。ゲームソフトは、高齢者や障がい者の方に向けたものなので、操作は簡単で例え麻痺や筋力低下があったとしても簡単に操作できます。激しい運動はありませんが、体を動かすゲームもありリハビリにもなります。
高齢者サロンで実際に使って効果検証をおこなったのですが、顕著に脳の血流が増え“注意力”機能が向上したのです。この結果は各機関や高齢者施設などが大変注目していて、認知症予防や脳の活性化に役立つのではないかと考えています。何より、一番の効果は参加した高齢者の多くの方が笑顔になって目を輝かせていることです。最初はほとんどの方が「私はよか」「ゲームなんてしきらん」と躊躇されますが、一人参加されるとそれを見て自分もできるのではと、次々に挑戦されるのです。ゲームに参加しなくても、観戦しているうちに応援する雰囲気になって、気づけば笑い声や拍手が起こってその場が和むのです。何歳になっても新しいことに挑戦できる、ゲームを通してそんな体験を味わって欲しいと思っています。
高齢者や障がい者の方が
指導者となって自立した活動を目指す
現在、自治体や教育機関、企業と連携して、高齢者や障がい者施設、地域の交流サロン、学校などに向けた普及活動もおこなっています。UDe-スポーツの一番の利点は、誰でも簡単に始められること。場所もほとんど取らず、また移動を伴わずして、他地域の人との交流を深められることです。私たちは定期的にイベントを開催して、交流が少なかった高齢者と子どもたち、あるいは障がいのある方をオンラインでつないで、対抗戦をおこなったりして、互いに理解を深める活動もしています。
今は私たちが出向いてゲームの指導や大会運営などを行っていますが、将来的には各施設や地域にUDe-スポーツの指導者やボランティアの方が在籍して、自主的に活動ができるよう指導者やボランティアの育成にも力を入れています。高齢者や障がいのある方自らが指導者となれば、自立支援にもなり、またやりがいにもつながっていくと思っています。
もし、UDe-スポーツに興味をお持ちの方や施設、団体様がいらっしゃったら、私どもが現地に赴いて無料体験を行います。気軽にご相談ください。