年別アーカイブ: 2018年

「画図12町内 ふれあいいきいきサロン」様で出前講座を行いました!

2018-11-20 08:04

こんにちは、たよりスタッフの境です。

先日、18日(日)午前11時より画図パークタウン公民館で開かれている「画図12町内 ふれあいいきいきサロン」で出前講座を行いました!

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今年の6月頃に建てられたという公民館は、一軒家のような造りでとってもキレイ! 中も広々としており、いろいろな場面で利用しやすい空間になっています。

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最初に自治会長の杉本様がご挨拶。アインシュタインの相対性理論を用いた小気味よいトークで場を和ませてくれました。

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続いて、ささえりあ江津湖の中村様による介護保険制度や地域包括支援システムについてのお話。私も知識が不足している部分があり、興味深く聞くことができました。その後、同じくささえりあ江津湖の木庭様が、ささえりあの役割についてご説明。質問の声も上がり、きちんと学ぼうとする姿勢が感じられました。

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そしていよいよ弊社の番! 高齢者住宅・生活支援案内センターの話から、高齢者住宅の種別や気になるポイントなどをお話しました。配布した資料にメモを取っている方も多く、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

日曜日でしたが約30人の参加があり、こちらの地域の皆さんの絆を感じました。

ご参加いただいた「画図12町内 ふれあいいきいきサロン」の皆様、ご紹介いただいたささえりあ江津湖様、貴重な機会をありがとうございました!

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写真は左上から時計回りで、弊社・宮崎、自治会長・杉本様、ささえりあ江津湖・木庭様、ささえりあ江津湖・中村様です。このたびは大変お世話になりました。

ホテルのように洗練されたデザイン!西区田崎にある住宅型有料老人ホーム『REUNION田崎(リユニオンたさき)』

2018-11-14 08:15

皆さんこんにちは。たよりスタッフの境です。

相変わらず風は冷たいですが、澄んだ空気の中で歩くのは気持ちがいいですね。熊本はなかなか秋を感じることができませんが(体感的に夏のあとすぐ冬になる気が…)、今日は秋晴れの過ごしやすいお天気でした。毎日これくらいの気候だといいんですけどね~。

さて、本日もたより掲載の施設様のご紹介です!

西区の田崎にある『REUNION田崎』は、2018年6月にオープンした住宅型有料老人ホームです。熊本駅から近く、田崎市場やイオンタウン、ゆめマートなどの商業施設もすぐそばにあり、生活しやすい環境が整っています。

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シックでスタイリッシュな外観がオシャレ! 写真では見づらいですが、RとUが合わさったロゴも高いセンスを感じます…!

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同施設のロビー。まるでホテルのような洗練されたデザインと空間で、訪問してくる人達を気持ちよく迎えてくれます。

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今回案内してもらったのは、1室限定の夫婦二人部屋。手前にベッドが2台並んでおり、奥にはリビングのようにソファーと机、棚が設置されています。二人でも広々と使えるのがうれしいですね。居室内にはお風呂とトイレ、洗面スペースもあり、毎日の生活を快適に過ごせます。

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清潔感があり広々とした共有スペース。特に各階の食堂はガラス張りになっており、遠くに金峰山が望めます! 毎日素敵な景色を眺めながら食事をいただけるなんて贅沢ですね~。

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さらに、クリニックとデイケアが併設されているので、医療面とリハビリ環境もバッチリ!

現在、入居者を募集中です。お問い合わせや見学の予約はお気軽にどうぞ。詳しくはこちらまで。

『た・よ・り』デイサービス・デイケア版vol.3(冬・春号)11月発刊!

2018-11-09 08:17

皆さんこんにちは。たよりスタッフの境です。

寒くなったと思えば日中は暑かったりと、毎日着るものに悩みます。朝は寒くて暖かい恰好をしたのに、日中は夏のような気温になって額から汗をダラダラ流すこともしばしば…。服装での温度調整が苦手な私です。

さて、先月発行した『た・よ・り』に続き、今月は別冊版『た・よ・り』vol.3(冬・春号)を発行いたします! 県内のデイサービス・デイケアを取材し、地区別で詳しく紹介しています。

※よく間違われますが、緑の表紙が通常の『た・よ・り』(有料老人ホームや高齢者向け住宅を掲載)で、オレンジ色の表紙が別冊版の『た・よ・り』(デイサービス・デイケアを掲載)です。

特集では、『感染症対策』について熊本市の保健所に、『音楽療法』について第一興商様に取材させていただきました。「こんなことを行っているんだ」というような今まで知らなかった内容や、興味深い話、ためになる情報をご紹介しています。

各行政機関、病院、地域包括支援センター、薬局などに設置予定ですので、ぜひお手に取ってご覧ください!

現在、社内で色校の検版作業中。どうか無事に終わりますように…(^_^;)

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2018年11月オープン!東区の好立地でかわいらしい外観の住宅型有料老人ホーム『アリビオ長嶺南Ⅱ』

2018-11-06 16:42

 

皆さんこんにちは、境です。

朝晩の気温がグッと下がり、寒さに耐えきれずついにコタツを出しました。もうすっかり冬ですね。コタツに入ってミカンを食べながらテレビドラマを見るのが日課になっています(若者らしさがなくてすみません…笑)。

 

さて、先日たよりに掲載されている施設様が東区の長嶺にオープンされたので、さっそくお邪魔させていただきました!

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銀行やドラッグストアなどが並ぶにぎやかな通りから少し入った好立地に立つ『アリビオ長嶺南Ⅱ』。すぐそばには、アットホームな雰囲気が人気の「アリビオ長嶺南」も建っています。上から見るとカタカナの“コ”の字型のような造りをしており、レンガ調の外観とウッドデッキのような玄関もかわいらしいですよね。

2階建てで居室は全30室。廊下などの共有部分はシンプルですっきりとしています。2階にあるコミュニティースペースは、立派なソファーがあり、来客時などに活用できそうです。

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居室は1Rタイプで、収納とエアコン、洗面を完備。壁紙は目に優しい鮮やかなグリーンで、刺繍のような模様も入っています。トイレも各部屋に設置され、車椅子でも使いやすいよう広々としたスペースを確保しています。

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機械浴も可能なお風呂や明るく広々とした食堂など、毎日を快適に過ごせる空間になっています。

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1階にはデイサービスも併設しており、リハビリマシンも充実。レクリエーションや季節の行事なども行われており、楽しみながら心身の健康の維持・向上が期待できそうです。

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一人ひとりに合った暮らしをサポートする『アリビオ長嶺南Ⅱ』。見学の予約や問い合わせはお気軽に! 詳しくはこちらから。

空き状況を更新致しました!

2018-11-02 19:19

高齢者の住まいと生活を応援する情報誌『た・よ・り秋冬号』に

掲載されている各有料老人ホーム、高齢者住宅の空き状況を更新して

おります。    状況が変わるたび、最新情報に更新して行きます!

白山1町内サロンで出前講座を行いました!

2018-10-30 08:00

皆様こんにちは。たよりスタッフの境です。

先日親戚宅からみかんを大量にもらい、毎日3・4個ほど食べているのですが、肌の調子が良くなった気がしている今日この頃です。

さて、好評につき、またまた出前講座を行いました! 今回は菅原団地集会所で開かれている「白山1町内サロン」の約10名の皆様にお話しさせていただきました。

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講座が始まる前に、ささえりあ白川の主地本様が参加者の体重と血圧を測定し、それぞれ所持している手帳に記入。毎回行われているそうで、参加者の皆さんは「サロンに来れば健康チェックができる」とうれしそうに話されていました。

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講座では、高齢者住宅の種別や入居時にかかる費用、選ぶポイントを、たよりに載っている施設を見ながらご説明しました。

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途中で、質問や意見が飛び交い、身近な高齢者福祉の問題から国の政策までドンドン話が広がっていました。やはり、福祉・介護に関しての情報は皆様アンテナを高く張って見られているのだなぁという印象を受けました。

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講座が終わり、最後はいつもサロンで行われている合唱にも参加。季節の歌ということで、みんなで「紅葉」を歌いました(伴奏やBGMなしのアカペラです)。久しぶりに歌いましたが、きれいなメロディーと情景を感じられる歌詞に、心が清らかになった感じがしました(笑)。

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ご参加いただいた白山1町内サロンの皆様、ご紹介いただいたささえりあ白川の主地本様、ありがとうございました!

龍田自治会の「くまもと元気くらぶ」様で出前講座を行いました!

2018-10-26 08:00

おはようございます。たよりスタッフの境です。

先日に続き、今回は龍田弓削の公民館で出前講座を行いました。

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龍田自治会による「熊本元気くらぶ」は、毎週火曜日の10時~11時半に体操や談話を楽しんでおり、第4火曜には外部講師を招いて講演を行っているそうです。今回、その枠に弊社の出前講座が選ばれました!

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約30人ほど参加いただき、弊社が行っている高齢者住宅・生活支援案内センターの話から、高齢者住宅の種別や気になるポイントなどをお話。たよりをご存知なかった方も多くいらっしゃいましたが、皆さん熱心に資料を読み、話に耳を傾けていらっしゃいました。

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実際の施設名を出してお話をすると分かりやすいようで、「あ~、あそこは介護付きになるのね」「同じ場所にいくつか施設があるところはこういう違いだったんだ」など感想をおっしゃっていました。

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ご参加いただいた龍田自治会の「くまもと元気くらぶ」の皆様、ご紹介いただいたささえりあ武蔵塚様、貴重な機会をありがとうございました!

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向かって左から、弊社の宮崎、ささえりあ武蔵塚の清水様・内田様。お二人とも大変お世話になりました。

植木町清水乙区の「藤サロン」様で出前講座を行いました!

2018-10-23 08:00

おはようございます、たよりスタッフの境です。

10月も後半になり、朝晩は冷えますね。

寒さが苦手なので、これから憂鬱な期間が始まります…((+_+))

 

さて、本日10月22日の13時30分~、植木町清水乙区の公民館で開かれている「藤サロン」様で出前講座を行いました!

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参加者は4名と弊社スタッフ2名の計6名。

とてもアットホームな会となりました。

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弊社の高齢者住宅・生活支援案内センターの説明から、たよりを使った施設の種別や費用の説明、施設選びのポイントなどを解説。施設選びのポイントについては、弊社・宮崎が実体験を交えながらお話ししたので、想像もつきやすかったようです。

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参加者との距離が近かったので、一人一人の反応を伺いながらお話ができたように感じました。

 

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講座が終わった後は、参加者の皆様が持ち寄られた手作り料理をごちそうに!

酢の物、柚餅子、干しタケノコのピリ辛炒め、栗の渋皮煮、ピーマンの味噌麹煮などなど多彩な料理が振舞われました(料理名は間違っていたらすみません…)。

皆様とてもお料理上手で、出していただいたものを一通りいただいたのですが、すべておいしかったです! ごちそうさまでした!

静かな空間でこたつに入りながらおいしいものを食べて、仕事で来たのを忘れそうなくらいリラックスさせていただきました(^^)

ご参加いただいた「藤サロン」の皆様、ご紹介していただいた「ささえりあ植木」様、貴重な機会をありがとうございました。

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「リーダーシップで組織力を高める」医業種交流会あすらぼ に参加させていただきました!

2018-10-18 07:18

皆様おはようございます😊

先週になりますが熊本県民交流館パレアにて、医業種交流会あすらぼ10月例会

「リーダーシップで組織力を高める」医業種交流会あすらぼ 10/12(金)が

開催され、約100名の方々が参加されました!

今回は医療・介護・福祉の有資格者以外の方も参加できるとあって、会場は満席!

たよりスタッフも初めて参加させていただきました😊✨

まず最初に、この『医業種交流会あすらぼ』を立ち上げられた、薬剤師であり

訪問看護ステーションや教育事業を経営されている

アルファルマ株式会社  代表取締役  佐藤拓司氏よりご挨拶がありました。

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今回、三部構成で開催され、第一部では

熊本と福岡で歩行特化型デイサービスや訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、

保育園、フィットネスクラブ、カフェを経営されている

株式会社SENSTYLE 代表取締役  国中優治氏より 講演がありました。

国中社長から脳の扁桃体の話があり『苦難と向き合うことのサイエンス』と

いう事で苦難に向き合っている人はアイデアが浮かび、能力を発揮していく!

という説明があり、とても興味深い話に聞き入ってしまいました😊

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第二部では

訪問看護ステーション、小規模多機能、グループホーム(H31.4月開設)を

経営されている 株式会社PLUNURSE 代表取締役 那須正剛氏より

講演がありました。那須社長の話では、『継続する事業所3つの共通点』を

お話され、自分自身の仕事に置き換えて考えるべく内容でした。

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第三部では、パネラー対談があり、会場からの質問で

国中社長と那須社長がなぜ起業しようと思われたのか、また人材育成での

失敗談や、ご自身の性格など、なかなか聞く事ができない事まで、

お話して下さいました!!

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講演会の後は懇親会が開催され、約半数の方々が参加され、各テーブルで

お互いの自己紹介や仕事の話、講演会の話などで、盛り上がりました🍻✨

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次の写真は、あすらぼの佐藤会長です! 今回、声をかけていただきまして

ありがとうございました😊

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次の写真は、国中社長と那須社長、村上内科クリニックの村上先生です。

こころよく一緒に写ってくださってありがとうございました😊

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今回の講演会に参加されている皆様は、経営者の方々や管理職の方々、

組織の中のリーダーとして従事されている方々が多かったようです。

それだけ、皆様がリーダーとしての思い、悩み、迷いがそれぞれにあって

今回の講演会で学びたい!  ヒントが欲しい!という気持ちで参加された

のではないかと思います。(もちろん、私もその一人です(^^;)  )

講師の国中社長、那須社長から学ばさせていただいた事を、自分に置き換えて

実践して、働きやすい環境づくりを心がけていきたいと思います!

佐藤会長、ありがとうございました!     今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

ご存知ですか?“認知症カフェ”

2018-10-12 15:13

ご存知ですか? “認知症カフェ”
みんなが安心して暮らせる街へ

高齢化が加速する社会で、認知症患者数も増え続けています。
そんな現状を踏まえ、認知症の人や介護者がより良い暮らしをするために様々な取り組みが行われています。
その一つが“認知症カフェ”。現在、全国的に広がっている“認知症カフェ”とはいったいどのようなものなのでしょうか。
熊本市中央区上通町にある『認知症の人と家族の会熊本県支部』が運営している認知症カフェを訪ねてみました。

世話人代表 内田 妙子さん

世話人代表

内田 妙子 さん

公益社団法人
認知症の人と家族の会
熊本県支部事務局

ご存知ですか?
“認知症カフェ”

みんなが安心して暮らせる街へ

高齢化が加速する社会で、認知症患者数も増え続けています。
そんな現状を踏まえ、認知症の人や介護者がより良い暮らしをするために様々な取り組みが行われています。
その一つが“認知症カフェ”。
現在、全国的に広がっている“認知症カフェ”とはいったいどのようなものなのでしょうか。
熊本市中央区上通町にある『認知症の人と家族の会熊本県支部』が運営している認知症カフェを訪ねてみました。

世話人代表 内田 妙子さん

世話人代表

内田 妙子 さん

公益社団法人 認知症の人と家族の会
熊本県支部事務局

参加は自由、誰でもOK
 認知症の人との交流も深めて

 上通町の手取天満宮のすぐ近くにある『認知症の人と家族の会熊本県支部』運営の認知症カフェ。街中のビルの3階にありながら、緑も多く静かでホッとできる場所にあります。
 「私どもは県と市の委託を受けて認知症コールセンター業務を主に行っています。認知症の相談を電話やメール、窓口相談を、水曜日以外の週6日、9時から18時まで受け付けています。その相談窓口がお休みの時、第1・第3水曜日の月2回を認知症カフェとして開放しています」と話すのは世話人代表を務める内田妙子さん。
 そもそも認知症カフェとはどんなものなのでしょうか。厚生労働省を中心に作成された「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」を元に、本人だけでなく介護者の支援を含めた様々な取り組みの一つが「認知症カフェ」。認知症の人や介護者の負担を軽減するため、本人やその家族が、地域の人や専門家と情報を共有し、お互いを理解し合うことを目的に、政府によって設置が推進されているものです。同カフェも平成28年の1月に開設され、以来毎回10人前後の人が訪れるそうです。一般的には誰でも自由に利用できます。
 「私どものカフェは参加費として100円頂いて、お茶とお菓子を提供しています。持ち込み自由なので、お菓子や弁当をみなさん持ち寄り語り合う、茶話会のようなものですね(笑)」。
 場所によって参加費はまちまちですが、100円~500円程度。そこそこの特色を活かしたカフェが運営されています。

お昼はお弁当持参で楽しい食事会お昼はお弁当持参で楽しい食事会

県内には86ヶ所開設
 悩みや情報の共有を求めて

 運営母体は自治体やNPO法人、ボランティアなどさまざまですが、県内には平成29年9月の時点で86ヶ所の認知症カフェが登録されています。その場所の情報は県や市のホームページに記載されています。カフェは自由に過ごしてもらうことを基本としていますが、必要に応じてはスタッフが相談にのる場合もあります。歌や工作など様々なプログラムを用意して、認知症の人の潜在能力を高めたり、楽しんでもらう工夫を盛り込んでいるカフェもあります。
 「ここでは基本自由に過ごして頂くようにしていますが、時々ボランティアの協力で口腔体操や指遊び、クリスマス会などの季節の行事なども行っています」。内田さんの話によると、同じ悩みを持つ認知症の人や介護する人たちがともに話すことで、共感したり励ましたり、それだけで元気になって帰られる方も多いそうです。

ボランティアの協力のもと、体操やゲームも交えてボランティアの協力のもと、体操やゲームも交えて

共感できる喜びや安心感
 地域の人たちの理解も

 認知症の人や家族の人たちは、なかなか人には相談できない現状にあります。そんな人たちがもっと気軽に集まれる、話せる場所として開設されたのが認知症カフェです。
 「ご本人さんがここへ来て、他の方と話したり何かを手伝ったりして、自分の役割を得て大変イキイキとされてくることもあります。介護の方は、同じ境遇の方と話すことで悩みを共感できる喜びや安心感、地域の人たちの理解を得られたり、あるいは新たな情報を得たりと、参加することでいろいろとメリットは多いようです」。
 現在、日本の高齢者の約4人に1人が認知症、またはその予備軍とも言われ、2025年にはその数が700万人を超えると予想されています。もはや認知症の問題は他人事ではなく、誰にとっても身近なことと言えます。本人が地域で自分らしく過ごす為に、また介護者もできるだけ負担が軽減できるよう、社会の問題として考えていく必要があります。
 もし当事者になったら一歩踏み出して、さまざまな制度や施設を利用して少しでも不安や負担を軽減していくのも大切なことです。例え当事者じゃなくても、認知症の問題に目を向け理解を深めることも重要なことなのです。

認知症カフェを視察する台湾の人たちと認知症カフェを視察する台湾の人たちと
取 材 協 力
公益社団法人
認知症の人と家族の会
 熊本県支部 認知症カフェ

熊本市中央区上通町3-15
 ステラ上通ビル3F
 ☎096-223-5164
〈営〉第1・第3水曜日11時~14時
 〈参加費〉100円(お茶・お菓子代)
 ※昼食をされる方はご持参ください
認知症ほっとコール
 認知症のことで困ったら
悩まないで気軽に電話を
熊本県認知症コールセンター
 ☎096-355-1755
〈相談受付日〉
水曜以外の毎日
(週6日、土・日・祝日も開設)
 〈相談受付時間〉9時~18時
nintisho@oasis.ocn.ne.jp
熊本県認知症カフェマップ