医療的ケアが必要な重度の要介護者のニーズに応え国内最大級の老人ホーム、長嶺に9月オープン!
2021年、西区津浦町に開設以来、認知症から腹膜透析や胃ろう、人工呼吸器、ALSなど、これまで施設での受け入れが難しかった医療依存度の高い方も積極的に受け入れている「メディケア癒やし京町台」。重度の要介護者へのニーズは高まるばかりで、その要望に応えるべく東区長嶺に313床の国内最大級の『メディケア癒やし長嶺』を2024年9月オープン。「メディケア癒やし京町台」同様に定期巡回・随時対応型訪問介護看護制度を導入し、これまでの実績を元に多くの重度の要介護者の受け皿を増やし誰もが安心した暮らしができるよう体制を整えます。24時間看護師が常駐し、さらに理学療法士、作業療法士、介護スタッフなど多職種がチームとなって、医療機関とも連携しながら個人に応じた細やかなケアを提供します。
「メディケア癒やし京町台」でも導入しその効果が顕著に表れているのがデジタルトランスフォーメーション(DX)。同施設でも業界で先駆けて、さまざまなDX化を進めています。中でも各部屋の天井に設置されるコニカミノルタが開発したAI搭載の“HitomeQ(ひとめく)”は注目のシステム。360度の行動分析センサーが24時間稼働し、入居者の微小な異常を認識して瞬時に担当スタッフの携帯電話に通知。また転倒・転落発生時には動画を開始し、リアルタイムにスマートフォン等で情報共有します。24時間の客観的な見守りが可能になり、いち早く異常を検知し事故や急変時に対して速やかな対応ができます。さらに個人に応じたケアが効率的にできるようになります。スタッフの負担も軽減され、その分利用者へのより手厚いケアが注がれ、介護の質の向上に努めます。
「メディケア癒やし京町台」の利用者は平均要介護度は4.2以上という状況の中で、充実した医療的ケアを提供しており、その経験を活かし同ホームでも基礎疾患を抱え服薬管理が必要な方やインスリン注射の管理、喀痰吸引、経管栄養、認知症など、医療的ケアが必要とされる方を、経験豊富な看護師や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士など多職種で連携して個人に合ったケアを提供します。一人ひとりに対して月1回のカンファレンスを必ず行い、医療機関はもちろん薬剤師や福祉用具業者などとも密に連携をとりながらトータルでサポート。退院後の回復期や療養期が自宅では不安という方は、安心して任せられます。さらに終末期を迎えた場合も、本人や家族の意思に寄り添いながら医師と連携して穏やかな時間を過ごせるよう最期まで支えます。
要介護度が上がっても「したい」「叶えたい」という本人の希望を大切に寄り添う介護を重要視しています。できることを一つでも増やすため、維持するために、個人に合わせたリハビリを多職種でサポート。中でも口からの食事を促すために食事ケアも重要視していて、これまで口から食事を取れなかった方が、訓練によって経口摂取に戻ったという実例も多数あります。また外出や外泊は積極的にサポートして、面会も直接とオンラインを取り入れるなど、ご家族や身近な人たちとの絆も大切にしています。
ホームではただ日々をやり過ごすのではなく、本人の人生観を大切にしながらライフプランを作成して、生活の中で多くの楽しみや刺激をカリキュラムに取り入れています。季節の行事やイベント、地域との交流などを積極的に取り入れ、季節を感じたりみんなで喜びを分かちあったりと豊かな時間を過ごせる環境を整えます。