利用者本人だけでなく、家族も知っておきたい
介護保険の新しい制度!
総合事業で何が変わる?
4月から、新しい総合事業がスタートします。
熊本市では、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を
続けられるよう、介護予防と、自立した日常生活の支援に取り組みます。
新しい総合事業で何が変わるのか、
熊本市高齢介護福祉課に聞いてみました。
新しい総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業のこと)では、今まで国が定めていた介護保険制度の中の介護予防給付(要支援1・2の方対象)の一部を地域支援事業に移行し、市町村が内容を決定できるようになりました。地域の実情に応じて、効率的かつ効果的な支援を行えるという利点があります。また、住民による介護予防活動を推進することで地域で支え合う体制づくりにつながります。
「訪問介護」と「通所介護」が新しい総合事業に移行します。今まで要支援で受けていたサービスに加え、新しいサービスが新設されるので、利用者の身体的状況などに適したサービスが選べるようになります。また、65歳以上のすべての方を対象にした一般介護予防事業(地域での介護予防活動)が利用できます。
サービスの種類 | サービスの内容・利用料金 |
介護予防訪問 サービス |
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生活援助型訪問 サービス |
(注)利用料金は、1割負担の場合の月額基本料金のめやす。(2割負担の場合あり)
サービスの種類 | サービスの内容・利用料金 |
介護予防通所 サービス |
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運動型通所 サービス |
(注)利用料金は、1割負担の場合の月額基本料金のめやす。(2割負担の場合あり)
「訪問型サービス」「通所型サービス」を初めて利用するためには、「要支援」の認定を受けなければなりません。
まずは、地域ごとにある地域包括支援センター又は、居宅介護支援事業所に相談を。
地域包括支援センターなどでは、認定申請の支援のほか、細やかな相談に応じてくれます。