雨続きで、桜もずいぶん散ってしまいましたが
気温も暖かくなり、やっと春らしい日々がやってきました。
新年度がスタートして約2週間。早速各地で「いきいきサロン」が開催されています。
でも、「サロン」って具体的にどんな雰囲気なんでしょう?
高齢者住宅についてお話しさせていただく、「講座」としての「いきいきサロン」には
何度かお邪魔させていただきましたが、
ぜひとも、住民の方々が主体となって活動されている、
普段のサロンの姿を拝見したい!ということで、
城下町の面影と熊本駅周辺の都会的な雰囲気の交差する
古町・春日・白坪校区を担当の『ささえりあ花陵』さんにお願いして、
「いきいきサロン」を取材させていただきました!
『ささえりあ花陵』さんが協賛されているサロンは現在6か所。
今回は春日神社の境内にある「加茂公民館」での
お花見を兼ねたサロンにお邪魔しました!
拝殿とつながっている公民館、荘厳な雰囲気です。
境内の桜も8分咲きほどになっていて綺麗でした。
30名ほどが参加されていて、お弁当やお菓子を食べながら楽しくお喋りをしたり、
日本舞踊の先生が前に立たれて、皆さんで踊ったり、と
終始にぎやかな雰囲気。
主催者である、民生委員の松村さんにお話しを伺いました。
「最近は介護予防に関心を持たれる方が多く、サロンも予防運動などに力を入れています」
ヘルパーでもある松村さん。
「あなたを手放したくない」という利用者の方や地域の方の言葉が、何より嬉しいそうです。
「いきいきサロン」は、友人たちと会ってお喋りできる憩いの場所であり、
ご家族を介護されていらっしゃる方にとっては、息抜きできるかけがえのない場所だと、
穏やかな表情で語ってくださった、参加者の方のお話しが印象的でした。
地域に根差した活動が、住民の皆さんの心のよりどころとなっているのを感じました。
それを支える「ささえりあ」さんや民生委員の皆さんが
後ますます重要になっていかれることと思います。
微力ながら、私たちも何かお手伝いができればと感じる会でした。
民生委員の松村さん、ささえりあ花陵の岩崎センター長と緒方さん、
ありがとうございました!